【メディア掲載】地域農業プラットホームを活用し、“生産者の顔と生産現場が見える”新メニューを開発

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【メディア掲載】地域農業プラットホームを活用し、“生産者の顔と生産現場が見える”新メニューを開発
【メディア掲載】地域農業プラットホームを活用し、“生産者の顔と生産現場が見える”新メニューを開発


『静岡ビジネスレポート2016年新春号』

<地域農業プラットホームを活用し、“生産者の顔と生産現場が見える”新メニューを開発>


居酒屋ダイニング てんくうを多店舗展開する㈲こころは、㈱エムスクエア・ラボのベジプロバイダー事業を活用し、“生産者と生産現場の顔が見える”新メニューの開発に乗り出す。女性の社会進出や少子高齢化によるヘルシー志向に伴い、新鮮な県産野菜を使ったメニュー開発に力を入れる。

 新メニューの開発では、“生産者の顔(履歴)の見える化”や“生産現場の見える化”をはかることで、より安心・安全な野菜を消費者に届ける。昨年11月から、㈲長谷川農産(富士市)の『高品質マッシュルーム』、農業生産法人 ベルファーム㈱(菊川市)の『あかでみトマト』、富士きのこセンター(富士市)の『たまちょれい茸』、㈱自然の力農園(静岡市葵区)の『生きくらげ』、谷野ファーム(浜松市)の『マルチリーフ』を使った新メニューを開発し、店舗での販売を開始した。

 これまでは良質な野菜を生産しても、“物流と物量の確保”がネックとなり、生産者とダイレクトに取引することができなった。今回、生産者とこころの間にエムスクエア・ラボのベジプロバイダー事業を挟むことで、“物流と物量の確保”が解消され、1年を通して安定した食材の確保が可能となる。ベジプロバイダー事業とは、生産現場において栽培品質や生育状況などの実態を把握し、生産者の代わりに購買者に正確で客観的な生産現場情報を提供するもので、こころでは良質な食材を計画的に調達できるほか、“てんくう”全体のブランディングにも繋がると渡邉社長は期待を寄せる。「生産に関与しながら、最終的には加工販売を行う、6次産業化の可能性を探っていきたい」と話しており、農業への参入も睨みながら、静岡ならではのランドマークである富士山をアイコンに、良質な県産野菜を活用した加工品の製造・販売を手がけていく。

 また、これら加工食品のオンライン販売を行うECサイトを立ち上げ、今春から物販サイトでの販売も開始する。「ローカルチェーンにしかできないスケールメリットを活かしながら、良質な地元産の農産物を使ったメニューづくりを行うことで、他店との差別化をはかりたい」と意気込む。


【会社概要】
●所在地/浜松市中区蜆塚2-1-38 グレース蜆塚2階
TEL.053-453-2655
www.cocoro-inc.net
●代表取締役/渡邉一博
●資本金/300万円
●設立/2007年8月
●事業内容/外食業態の開発、店舗展開・運営(居酒屋ダイニング てんくう 8店舗、しゃぶしゃぶ但馬屋 2店舗)



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